訪問者数

アメリカ 09-10


*ホスト・ファミリー (第一ホストファミリー)
七人家族(犬と猫を飼っている)、そのうち上の二人はすでに結婚していて、家には住んでいなかった。ホストマザーは小学校のボランティアの先生です。ホストファザーは歯科医の方です。家族内はとても仲がよく、明るく、絵に描いたようなとてもいい家族でした。ホストファザーが歯科医の方だったので、経済的にもどちらかというと、裕福な家庭でした。週末や大きな休みになると、湖の近くにある、別荘みたいな家にも四度ほど連れて行ってくれました。それと私がサッカーや陸上の試合があるというと、都合をつけて見にも着てくれました。

*学校生活
学校生活は日本の高校とは異なり、授業科目をすべて選択できることや、部活動が季節ごとにかわりったり、教室が各先生が教室を持っていいて、生徒が毎授業移動したりと日本と大きく違いがありました。初めの三ヶ月の授業は先生が話している内容や配られたプリントの内容すらも分かりませんでした。それからは日に日に分かる内容や、発言なども増えてきました。友達も初めはサッカー部の友達だけだったのが、帰るときには大勢の友達ができました。その友達には勉強や英語の上達、私の留学の成功を手助けしてくれました。週末には、アメリカンフットボールやバスケットボールの試合などの観戦に行き、友人と話をしたり、音楽に合わせてチームを応援したりと、日本とは一風変わった習慣でアメリカの文化を一番感じました。

*ホストロータリークラブ
毎週水曜日の正午に例会があり、カウンセラーの方がいつも学校まで迎えに来ていただいていました。例会では毎回一週間の報告で簡単な卓話をし、それも私の英語力の向上にも人前で話し練習にもなりました。毎月$80いただいていて、昼食代はホストマザーがロータリアンなので払ってくれていました。ホストクラブの数名の方は私をいろいろなところに連れて行ってくださいました。大学のバスケットボールの試合やアメリカンフットボールの試合、ワシントンDC67日の旅行に連れて行ってくれたかたもいました。それと二回ほどパワーポイントと使って、30分間の卓話もしました。

*町の様子
私の町は緑が多く、春先には鹿の親子が見られるほどでした。治安は田舎町ということもあって、とてもよい状態でした。

*アメリカに向かう派遣生へのアドバイス
1、なるべく母国語ではなく、その現地の言葉をなるべく話すようにすればより現地の言葉つまり、現地の文化を学ぶことになります。SKEPなどの安価で簡単に家族とコミュニケーションを取れる便利な道具もありますが、なるべくというか使わないようにするのがいいと思います。使えばどんどん使うようになってしまって、ホームシックにかかりやすくなると思います。でも、両親への連絡はE-MAILや手紙などなるべく言葉を発しない方法をお勧めします。

2、ロータリーの行事に参加するようにする。特に地区のカンファレンスや旅行には参加した方がいいと思います。カンファレンスや旅行には他の留学生が来ているので、留学中の悩みや不安などを共感でき、共感してくると思います。それに世界に友達を作ることができ、それに派遣された国だけではなく世界の文化を知ることができると思います。


3、自分らしさを忘れずに留学先というとても厳しい状況でがんばりすぎると体調を崩したり、家に帰りたくなったりすると思うので、何をするにしても自分の心と相談しながら生活していくといいとおもいます。でも、がんばる時には精一杯がんばらなければ留学に行った意味がないのと同時に、あなたの留学を支えてくれた人に失礼だと私は考えます。

*将来の希望、夢
私はこの留学を通して、いろいろな世界がこの地球の上にあるのだと気づきました。そしてその国々の文化を知ることの大切さ、楽しさを知りました。将来は世界を舞台にしごとをしていきたいと思う様になり、貿易の仕事に興味を持ちました。それは貿易の仕事が世界の異文化交流を根本とした仕事だと思うからです。なぜなら、相手の文化つまり品物の価値を理解するにはそれをよく知らなければならないと思います。それに貿易を円滑にこなすには人との繋がりも必要でその信頼関係の中で行われるものだと思います。私にとっては人との出会い、そして友情を築くことが一番幸せです。この留学はそのことを気づかせてくれました。

*感想
この留学は単に一年間母国を離れ、異国の地で生活するだけではなく、その後もホストファミリーをはじめとする現地の方々、留学をサポートしてくれたスポンサークラブの方などたくさんの方々とのつながりを築き、その後も続いていける関係を作る事が本質だと思います。この一年間で私はどれだけの数の人と出会い、そのつながりを築けたのかはわかりませんが、きっとこの留学に参加しなかったよりかは多くの方と会えたと思います。そして帰ってきた時に行く前にもっと英語の勉強をしていればよかったのかと思いました